【DIY】ヘッドライト汚れ落とし&磨きと簡易クリアコーティング
車の洗車のお手伝いもお受けする僕ですが、自身が乗っている50プリウス前期のヘッドライトがやたら汚くなってきました(笑)
日中に普通に見るくらいならそこまで気にならないんですが、近くで見るとクリアーの劣化や黄ばみ、白っぽい汚れが目立ち、左右で劣化具合まで違う状態。せっかくなので今回は自分の車を実験台にして、DIYでヘッドライト磨きから簡易コーティングまで施工してみます。


専門店のような完璧な仕上がりを狙うというより、「自分でどこまできれいにできるのか?」というチャレンジです。ヘッドライトの黄ばみが気になっている方や、自分で磨いてみようかなと考えている方の参考になればと思います。
[画像:施工前の車両またはヘッドライト]
まずは現在のヘッドライトを見てみる
こちらが施工前の状態です。


右側は黄ばみと白ボケがそれなりに進んでいて、左側はまだ比較的きれいですが、上部に黄ばみやクリアーの劣化が出始めているので、今回は左右とも施工決定で。
さらに最近、僕自身が洗車を割と雑に済ませていたせいか、シャンプー残りや水垢っぽい白い汚れまで付着しています。爪で軽くこすると取れる部分もあったので、ヘッドライトそのものの劣化だけでなく、表面汚れもかなり混ざっている感じですね。
ちなみに右ヘッドライトの上側を試しに少し磨いてから「あ、記事用の施工前写真撮らないと...」と気付いたので、写真は完全な手付かず状態ではなく、少し黄ばみ取れてます。
ヘッドライト磨きに使ったアイテム
まず研磨用に用意したのが、Holtsのスポンジタイプのサンドペーパーです。
普通の薄い耐水ペーパーでもできますが、個人的にはスポンジタイプの方がヘッドライトの曲面に沿わせやすく、指先だけに力が集中しにくいので使いやすい印象でした。
そして仕上げについては当初、SOFT99の2液タイプのウレタンクリアスプレーも候補に入れていました。こちらのほうが耐久性も高く長持ちするのは間違いないですが、スプレーなので難易度も上がります。
ただ、僕の駐車環境は完全な青空駐車。しかも周囲には他の車も停まっているので、スプレーを使うとなると養生だけでなく塗料の飛散も気になります。風に乗ったクリアーが隣の車に付いたらヘッドライトどころの話ではないので、今回はスプレー施工はやめました。
そこで選んだのが、KUREの「LOOX ヘッドライト クリア&プロテクト」です。
クリーナーと塗るタイプのコーティング剤がセットになっているので、今回のようにスプレーを吹ける環境がない場合でも使いやすそうです。軽い黄ばみ程度ならLOOXだけでも試せそうですが、今回はクリアーの劣化もあるので、サンドペーパーで研磨→LOOXのクリーナー→コーティングという順番で進めます。
まずは400番から水研ぎ開始
では磨いていきます。
最初は粗めの400番から水を付けながら研磨。いわゆる水研ぎです。ヘッドライトを400番で磨くので、作業を知らない人が途中だけ見たら「お前それ大丈夫なん?」というくらい一度真っ白になります(笑)
ただ、この段階では黄ばみや傷んだ表面を削っているので、当然まだ透明にはなりません。400番で全体をある程度均等に研磨したら800番、さらに1500番へと番手を上げ、粗い研磨傷を少しずつ細かくしていきます。
今回は縦方向だけにゴシゴシするのではなく、縦・横と向きを変えながら研磨しました。水を付けながら磨いていると削れた部分が白い水になって流れていくので、それを洗い流しながらひたすら作業します。


この段階まで来ると最初の黄ばみもかなり消えていて、「これは普通にいけそうやな」という感じでした。
50プリウス前期のヘッドライトは磨きにくい
今回施工の50系プリウス前期のヘッドライトはやたらイカつい形で、縦に長く、先端は細く、途中には曲面もあり難易度高め。。。
広くて平らなヘッドライトならスポンジをそのまま当てて磨けますが、50プリウスの場合は端の細い部分や縦に伸びている場所になると角度を変えながら磨かないと均等に当たりません。
特に細かい先端部分は無理に力を入れるより、スポンジの角や持ち方を変えながら少しずつ磨く方がやりやすかったです。正直、最終的な仕上がりを見ても細部には「もう少しいけたかな?」というところはありますが、削りすぎるよりはマシなので今回はこの程度で進めます。
研磨が終わったのでLOOXでコーティング
1500番まで研磨したところで一度きれいに洗い流し、LOOXのクリーナーを使って表面を清掃。その後、しっかり乾燥させてから付属のコーティング剤を塗っていきます。
ここまで来ると白く曇っていたヘッドライトにかなり透明感が戻ってきます。
「おお、普通にきれいになるやん」
と、なかなか良い手応えです!
失敗しました(笑)
施工直後は「まあまあきれいになったな」と思っていたんですが、少し時間を置いて改めて右側を見ると、どうも白ボケが残っています。
さらによく見るとコーティングにも若干ムラがある。
ここで僕の悪いところが出まして、「ここでもう一回塗ったらどうなるんだろ...?」という興味が沸いてやってみました。
ちょっと時間を空けて上からもう一度コーティング剤を塗ってみました。さらにムラになりました(笑)
もう完全な失敗パターンに入ったので、失敗例もいい勉強と思いながら、水拭きまでやってみました。もちろんムラは広がりとんでもない状態になりました。
という事で、一回目の施工は完全に失敗です。

失敗の直接的な原因は?
白ボケが残ったことを考えると、そもそもコーティング前の研磨が甘かった可能性が高い。400番→800番→1500番と進めましたが、番手の差も大きく、1500番時点でも粗い研磨跡が残っていたのかもしれません。
ここで上から何とかごまかすより、せっかくならちゃんとやり直した方がいいということで、またサンドペーパーとLOOXを購入しました。
400番から全部やり直します。。。
今度は400番から2000番まで磨き直す
2回目は一回目より研磨工程を細かくしました。
| 工程 | 番手 | 今回の使い方 |
|---|---|---|
| 1 | 400番 | 黄ばみや劣化した表面を削る |
| 2 | 800番 | 400番の粗い研磨傷を整える |
| 3 | 1200番 | さらに傷を細かくする |
| 4 | 1500番 | 仕上げに近づける |
| 5 | 2000番 | コーティング前の最終研磨 |
今回は400番→800番→1200番→1500番→2000番。前回より1200番と2000番を追加し、一つ前の番手で付いた研磨傷をできるだけ残さないように意識しました。
Holts(ホルツ) 補修用品 耐水サンドペーパーセット 仕上げ用 超微粒子研磨紙 (#400 #800 #1200 #2000) Holts MH929
実際にやり直してみると、2000番まで仕上げた段階で一回目より表面が明らかに整っています。コーティング剤を塗れば何でも透明になると思っていましたが、結局その前の下地がかなり重要という事を学びました。
そして再びLOOXで簡易コーティング
2000番まで水研ぎしたら研磨粉をきれいに洗い流し、LOOXのクリーナーで表面を整えてから再びコーティングします。だいぶ削ったのでクリーナーはもったいないので使用した程度です。
クリーナーは、ヘッドライト表面の黄ばみをかなり落としてくれるので、単体でも使用して使い切ります。
今回はコーティングまで塗った後に多少気になるところがあっても完全に硬化するまで余計なことはしません。一回塗ったら触らない。
コーティングを施工すると、2000番まで研磨して白っぽくなっていた表面に透明感が出て、内部のプロジェクターや反射板もかなりはっきり見えるようになりました。
今度こそ完成です。
施工前と施工後を比較
実際の変化がこちら。


こうして並べてみると、施工前とはかなり印象が変わりました。
黄ばみと白っぽさが減り、ヘッドライト内部が見えやすくなっています。新品のヘッドライトになったわけではありませんし、細部まで見れば多少粗さもありますが、DIYでここまで変われば個人的には十分。
特に車はヘッドライトが黄ばんでいるだけで妙に古く見えるので、ここが透明になるだけでも正面から見た印象は結構変わります。
ちなみに今回一番状態の悪かった側も、やり直したことで最終的にはかなり透明度が戻りました。
最初からこれができていれば一番良かったんですが、その辺はDIYということで(笑)
軽い黄ばみならサンドペーパーまで必要ないかも
今回はクリアーの劣化や白ボケまであったので400番から研磨しましたが、ヘッドライトが少し黄色くなってきた程度なら、いきなりサンドペーパーを使う必要はないと思います。
LOOXにはクリーナーも付属しているので、まずはクリーナーで黄ばみや表面汚れを落としてみて、それで満足できるならそのままコーティングする方が圧倒的に手軽です。
逆に今回のように表面が傷んでいて、クリアーの劣化まで出ている場合は研磨が必要になることもありますが、まずはヘッドライトの状態によってやり方を変えるのが一番ですね。
ヘッドライト磨きも万屋ノワへご相談ください
今回、自分の車で実際にヘッドライト磨きと簡易コーティングまで試してみました。
やってみると400番から2000番まで何度も研磨するので、思っている以上に地味で時間のかかる作業です。DIY自体はできますが、「ヘッドライトにサンドペーパーを当てるのは怖い」「道具を全部そろえて一回だけ使うのは面倒」という人も多いと思います。
専門店ほどお金はかけたくないけど、今よりちょっときれいにしたい。
車を売る前なのでヘッドライトの黄ばみだけでも何とかしたい。
自分でやろうと思ったけど面倒になった。
そんな感じのご相談であれば、万屋ノワでもヘッドライト磨きや簡易コーティングについて対応できる範囲でお受けします。
もちろん、何でも磨けば新品同様になるわけではありません。深いクラックやヘッドライト内部の劣化など、こちらで触るより交換や専門店にお願いした方がいい場合もあるので、そのあたりは状態を見ながら判断します。
まずは写真を送っていただいて、「これって磨いたら多少きれいになる?」くらいのご相談でも大丈夫です。
お困りごとは公式LINEでご相談ください
内容がまとまっていなくても大丈夫です。状況や写真をお送りいただければ、対応できることを一緒に整理します。


